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    重力ピエロ
    0

      伊坂 幸太郎
      新潮社
      Amazonランキング: 53511位
      先日読んだ陽気なギャングが地球を回すが面白かったので、
      伊坂幸太郎氏の別の作品を読んでみました。

      主人公とその弟の周囲で次々と起こる連続放火事件。
      その現場の近くにはグラフィティーアートが残されている。
      そしてそのグラフィティーアートを消すことを仕事としている弟。

      弟は、母親とレイプ犯との間に生まれた子で、
      世の中の「悪」を憎みながらも、
      自分は「レイプ」という犯罪行為がなければ
      生まれなかったのだというところで葛藤する。

      放火、レイプなどの犯罪、癌に冒された彼らの父・・・と、
      内容はとても重いことなのですが、
      軽妙に描かれているので、少しも重く感じませんでした。

      伊坂氏の作品特有の小ネタやちょっと微笑んでしまう程度のユーモア。
      陽気なギャングが地球を回すでもそうでしたが、
      現実には存在し得ない魅力的な登場人物にとても惹かれます。


      白夜行
      0

        東野 圭吾
        集英社
        Amazonランキング: 12221位
        Amazonおすすめ度:
        殺人事件の被害者の息子と加害者の娘の物語。
        彼らはそれぞれの人生を歩んでいるように見えていたが、
        ふたりの周囲ではさまざまな事件が起こっていく。

        一度ついてしまった嘘のために、嘘に嘘を重ねていき、
        二度と太陽の下を歩けなくなってしまう。
        その運命から逃れることはできない。

        主人公が魔性的な魅力で描かれていますが、
        その強かで巧妙な生き方に、途中から憎らしくなってくるほどです。
        でもやっぱり魅力的なんですよね。
        読んでる者までもその魔性に引き込んでしまうということでしょうか。

        登場人物が多くて、章によって違う人物の目線で書かれていますが、
        主人公の目線で書かれているところがひとつもありません。
        何を考えているのか全然わからないわけです。

        とにかくこの物語のすごさは読んでみないとわからないと思います。
        かなり読み応えのある一冊でした。


        蒲生邸事件
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          宮部 みゆき
          文藝春秋
          Amazonランキング: 35948位
          Amazonおすすめ度:
          理由と同じくらいの厚さだったけど、これはさくさく読めました。
          まだ宮部みゆき作品5つしか読んでないけど、最も感動したかも。
          というか、最近読んだ作品の中でも上位に入ります。

          18歳の受験生である主人公が火災から逃れて、
          タイムスリップしたのは昭和十一年の二月二十六日。
          二・二六事件が起きようとしているそのときだった。

          歴史が大の苦手だった私・・・
          しかもこの小説の中でも同じことが語られているのですが、
          近代の歴史なんて3学期の最後らへんで、
          まともに勉強することなんてないし、恥ずかしながら
          二・二六事件のことなんてろくに知りませんでした。
          この主人公もまさに私と同じです。

          タイムスリップしたての頃は、自分のおかれている状況を疑い、
          未来から来たということで、周囲の人間に優越感を抱き、
          無茶なことをしようとする主人公に何だか腹が立ちますが、
          状況を理解するにつれて、恐怖を抱いたり、かと思えば大胆な言動したり。
          そんな主人公が頼もしく思えてきます。

          「歴史を変えることはできない」
          少しの軌道修正は可能でも大きくは変えられない。
          私たちはその中で精一杯生きていかなければならない。
          もしかしたらこの現在でももう既に歴史は決まっているのかもしれない。
          そこをいかに生きていくか・・・
          そういうことまで考えさせられる作品でした。

          最後のシーンでは登場人物たちのその後と
          主人公の手紙の主への呼びかけに涙が出ました。
          出会えてよかった小説です。


          Bye-bye Binky
          0

            Brigitte Weninger
            Minieditions
            Amazonランキング: 21826位
            友人のよねづゆうすけ氏の絵本が出版されたので、購入しました!
            英語だけどわかりやすいので、辞書とかひかなくても大丈夫。
            絵だけでも理解できるかも?

            猫のNoriが少しだけ大人になるおはなし。
            私的には羊のLottiのおでこがとってもチャーミングで好きです。
            Noriのおうちが猫のかたちになっているのもかわいい♪

            うちのあんこさんにも早く大人になってほしいものです(無理です)


            半落ち
            0

              横山 秀夫
              講談社
              Amazonランキング: 7684位
              Amazonおすすめ度:
              この前映画を先に観て、今日原作を読み終えました。
              横山秀夫氏の小説を初めて読んだのですが、
              一文一文が短く、句読点でかなり区切られていて、
              ブツブツ切れる感じがして、最初はやや読みにくかったですが、
              映画のおかげで場面が想像しやすくて、さくさく読めました。

              映画と違う点はまず登場人物。
              鶴田真由さんが演じていた新聞記者の中尾は原作では男性です。
              もし映画でも男性にしてたら、登場人物がほとんど男性になってしまうから、
              あえて差し障りのなさそうな記者役を女性にしたのか・・・?

              決定的に違うのは最終章。
              ここで出てくる人物は映画では登場しませんでした。
              そして主人公の梶が最後に会う大切な人物・・・
              その重要な場面も原作と映画では異なります。

              原作では、最後にそこまでして会わせたというところに感動もするけど、
              逆にそこまでしたやりすぎ感も否めなくて、現実味がないといえばない。
              映画の終わり方で十分だったような気もします。
              あえてあの終わり方にすることで感動も一入ということもあるのです。

              映画と原作というのは、どっちが良いとか悪いとか比較されがちですが、
              この作品に関しては、どちらもそれぞれの良さがあると思いました。


              秘密
              0

                東野 圭吾
                文藝春秋
                Amazonランキング: 4641位
                Amazonおすすめ度:
                映画を先に観たので、頭の中で想像するのが
                広末涼子さんと小林薫さんになってしまいました。

                映画では高校生の娘に妻の魂が宿るという設定ですが、
                原作では小学生6年生で、そこから高校生まで成長します。
                そうなるとやはり広末涼子さんひとりで演じるのが難しいので、
                映画ではやむを得ずそうなったのでしょうが、
                小学生から高校生までの5年間という設定は、
                その時期が特に多感な時期なだけに、
                彼女の心境も映画以上に繊細でデリケートに感じました。

                この物語で「死」をもたらす原因となった事件も
                映画よりももっと複雑で、加害者だけが悪いとは言えない背景です。
                最後もちょっと・・・原作と映画ではニュアンスが違ってくるような。
                この作品は映画→原作の順番がオススメかな。

                映画を先に観たからなのか、
                もしかしてどこかで既に娘の人格が現れていてのか?
                娘が現れたけど妻を演じていたのか?
                など、いろいろ深く考えてしまいました。

                結局のところ、どこからどこまでが妻で、
                どこからどこまでが娘だったのか・・・
                主人公の父親も読者も真実を知ることができず、
                真実は妻と娘の「秘密」なのです。


                分身
                0

                  東野 圭吾
                  集英社
                  Amazonランキング: 1026位
                  Amazonおすすめ度:
                  自分にそっくりな人がどこかにいる・・・
                  それも双子などではなくそっくりそのままのコピーが。

                  北海道で育った氏家鞠子と東京で育った小林双葉。
                  自分の周囲に起こる奇妙な出来事や
                  出生の謎からお互いの存在を知ってしまい、
                  次第に引き寄せられていくふたり・・・

                  オチは想像できましたが、
                  どんどん読み進めてしまいました。

                  それにしても、10年以上前の作品にもかかわらず、
                  このテーマを題材にした東野圭吾さんはさすがです。


                  理由
                  0

                    宮部 みゆき
                    新潮社
                    Amazonランキング: 4490位
                    Amazonおすすめ度:
                    図書館で借りてやっと読み終わりました。
                    最近本より映画ばかり観ていたものあるかもしれませんが、
                    読むのに一週間もかかってしまった・・・

                    この物語はドキュメンタリーのように書かれていて、
                    インタビュー形式だったり、物語形式だったり、
                    そして登場人物もたくさん出てきて、
                    またそのひとりひとりの背景がとても詳細に描かれています。

                    それはこの物語の中で起こる殺人事件が、
                    実にさまざまな背景が絡み合って起こったものであり、
                    その「理由」もとても一言では語り尽くせないからです。

                    こんなにややこしくて長い作品にもかかわらず、
                    私を最後まで飽きさせなかったのは、
                    やはりこの作品自体が素晴らしいからではないでしょうか。
                    正直読むの疲れたけど・・・隅々まで真剣に読まないといけないから。

                    この作品がなんと!私の大好きな
                    大林宣彦監督により映画化されていることに気が付き、
                    さっそくTSUTAYA DISCASでレンタル。
                    原作読み終わってからと思ってたのでまだ観てません。
                    どんなふうに映像になっているのか楽しみ。


                    陽気なギャングが地球を回す
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                      陽気なギャングが地球を回す
                      陽気なギャングが地球を回す
                      伊坂 幸太郎

                      先日書いた通り、映画の陽気なギャングが地球を回すを観て、
                      面白かったにもかかわらず、
                      アマゾンのレビューがあまりにも低かったので、
                      原作を読んでみました。まさにたった今読み終わった。

                      面白かった・・・一気に読み終わってしまいました。
                      とにかくテンポがよい。気持ちよい。
                      そして登場人物の男性3名がとても魅力的。

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                      放課後 東野圭吾
                      0

                        放課後
                        放課後
                        東野 圭吾

                        すっかり東野圭吾氏の作品にはまってしまっている今日この頃。
                        初期の作品を読んでみよう!と思い
                        デビュー作である放課後を読んでみました。

                        舞台は女子高、主人公は男性数学教師。
                        いわゆる学園ミステリーなのですが、
                        今まで読んだのが割りと最近の作品ばかりだったので、
                        こういう作品でデビューしたというのが少し意外でした。

                        深読みしすぎて、もしかして主人公が犯人なのでは?
                        などといろいろな想像を巡らしてしまいましたが、
                        最後の犯人の殺人動機には賛否両論があるようで、
                        確かにもっと残酷な動機でもよかったという気もするのですが、
                        敢えてあの動機にしたのはなぜなんだろう・・・

                        そこに意外性をもたせたかったのだろうか。
                        確かに物語のオチにも意外性が表れています。


                        次は秘密を読みます。
                        ちなみに映画の方の秘密はもう観ました。



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